南山中学男子部は、中部地区の最難関私立大学でもある南山大学の附属中学ですので、人気が高く、東海中学と受験日が重なるにも関わらず、3倍近い倍率があります。 近年は南山大学以外の外部受験する生徒が増え、有名国立大学・医学部・有名私立大学に多数の合格者を送り込んでいる。
| 募集人員 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 16年度 | 200人 | 689人 | 639人 | 242人 | 2.6倍 |
| 17年度 | 200人 | 687人 | 621人 | 239人 | 2.6倍 |
| 18年度 | 200人 | 753人 | -人 | 232人 | 約3倍 |
| 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 4科総合 | 合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16年度 | 135.2点 | 107.6点 | 118.8点 | 56.0点 | 417.2点 | 464点 |
| 17年度 | 99.2点 | 103点 | 139.4点 | 62.5点 | 403.9点 | 432点 |
| 18年度 | 99.1点 | 93.8点 | 98.9点 | 67.9点 | 359.7点 | 406点 |
東海中算数の出題傾向は、上の表 の通り、「3 文章題」と「4 図形」が全体 の70%近くの割合で出題されていました が近年は図形分野の出題が減少し、 割合分野などが増えています。
「1 計算問題」は1問、「5 文字と式」は ほとんど出題されません。 その他は、「5 割合(16%)」、「2 整数 (11%)」などで構成(右図過去6年間出題割合参照)され、割合分野の出題が他校に比べて出題割合が多いことが特徴です。
全般的に質の高い問題で構成され、突飛な問題(超難問など)がないかわりに、たやすい問題も少ない。真に算数の力が試されて、合否の鍵を握る事になります。あらゆる分野での基本事項を理解しておくことはもちろん、問題文をよく読んで考える力をつけておきたい。そのためには、首都圏・近畿圏で出題された最新の入試問題を分析研究しておくとよいでしょう。真の応用力をつける事が必要です。
なお、近年の出題傾向は年毎に出題傾向がかたよる傾向があるので、指導上難しい点があります。「文章題分野」では「場合の数」が毎年出題されていたが、指導要領改訂でここ数年は出題されていない。「図形分野」では「比を使った図形問題」「体積・容積」がよく出題されます。「割合」では「比の応用」「割合の応用」、「整数分野」では「規則性」が多く出題されます。
この2年は従来型の出題になっており、今年は従来出題率の高い整数・割合分野の出題もなされました。 「図形」については、平面図形での面積,周の長さや,立体図形での体積が出題されている・難問はなぃが、工夫の必要な問題が多いので,図形の特徴や,面積・体積・周の長さの求め方は、しっかりと理解しておきたいところです。
近年では、物理分野が28%と最も多い。生物分野も27%、地学分野も19%とバランス良く出題されている。化学分野では、「水溶液の性質」、物理分野では「てこ・バネの問題」「運動」、生物分野では「植物の成長」、地学分野では「天気・気温の問題」などが中心に出題されている。
理科は比較的一般的な問題が多いが、近年の特徴として記述問題や図を書かせる問題がよく出題されます。これらの問題は、単元に関する理解力や単元に関する特徴を明確に理解する必要があり、対策が必要とされる。 例えば、「食塩の結晶」「肺の内部の様子」「日食・月食」等を描かせる問題等が出題されています。また、エジソンなどの科学史関連の問題や「自然界で正六角形をしたものは何か。」との新傾向の問題が出題された。今年は外来種のクモに関する危機管理の問題が出題されています。
文章の字数が2000字をこえる文章が多く、読むスピードが 要求されます。従来南山男子では、長い字数の自由記述や要約が多く出題されておりましたが、ここ2~3年は、それほ ど長字数の自由記述(作文等)は出題されておりません。今後ともこの傾向は変わらないと思われますので、過去問を しっかりと練習してください。難易度的にはそれほど高いとはいえませんが、その分合格者平均も高くなっていますので、 確実に得点できるよう漢字・語句・文法に関する知識を強くしておくことも高得点をとるためには必要です。
南山中学男子部の入試では、歴史・地理がほぼ同じ割合で出題され、政治分野は1題程度出題されています。地理では、総合問題(農業・工業・県名など)が多く、歴史では、現代史と通史のウェートが高くなっています。時事問題も毎年出題されています。他の中学でも同様の傾向ですが、教科書にのっている図・表・地図などが扱われる可能性が高いので、教科書を中心とした学習が必要です。過去問題を解いたとき、教科書や暗記シートにチェックしておくとよいでしょう。