滝中学は、東海中・南山女子と並ぶ中部地区の共学の進学校で、東大・京大・国立医学部などの県下有数の実績を誇っています。東海中学・南山女子と併願ができるため最近では1700人を越える受験者が受験します。算国が100点満点、理社が50点満点の傾斜配点ですから、滝中を第一志望とする生徒は算国が得意な生徒が有利です。
| 募集人員 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 16年度 | 260人 | 1694人 | 1624人 | 725人 | 2.3倍 |
| 17年度 | 258人 | 1872人 | 1673人 | 622人 | 2.7倍 |
| 18年度 | 258人 | 1641人 | 1509人 | 673人 | 2.2倍 |
| 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 4科総合 | 合格最高点 | 合格最低点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 16年度 | 63.6点 | 48.2点 | 25.3点 | 34.6点 | 171.9点 | 非公開 | 177点 |
| 17年度 | 61.6点 | 63.6点 | 29.1点 | 37.5点 | 191.8点 | 286点 | 208点 |
| 18年度 | 59.2点 | 56.0点 | 33.9点 | 33.5点 | 182.6点 | 非公開 | 196点 |
滝中学算数の出題傾向は、従来より図形分野の割合がが多く、ここ5年間では全体の38%も出題されている。文章題分野は24%で、減少傾向にある。割合分野は少なく6%ほどである。計算分野は毎年1題計算問題が出題されます。 この5年間の傾向では、図形・計算・文字と式分野の出題が増え、文章題・割合分野の出題がなくなったことです。(上図過去5年間分野別出題割合参照)
算数に関しては、癖のある表現や問題が出題され、ねばり強く解くことがもとめられます。大問の中の小問すべてが難しいわけではないので、あきらめずにできる問題を確実に解くことが合否の鍵を握る事になります。文章題分野では「場合の数」や「ジャンルに入らない問題」が毎年出題され、図形分野では「図形の移動」「比を使った図形問題」を中心に、「ジャンルに入らない問題」も出題される。 割合分野では「割合の応用」「速さと比」などをチェックしておくと良い。算数に関しては、滝中の問題をたくさん解いて馴れることが大切です。
新傾向の問題として、切断の問題が出題された。昨年度が易しい問題が多く出題されたので、今年は難化するかと思われたが、それほどの難化はなかった。
滝中理科の出題傾向は、従来より生物分野の割合が多く、次に物理分野であるが、ここ5年間でも、生物分野の出題が多く少し増え、物理分野が若干減少している。化学分野や地学分野は余り変化がない。 生物分野は、「植物の分類」や「魚の育ち方」、物理分野では、「電流・電磁石」、化学分野では、「水溶液の性質」、地学分野では「太陽と月」などが中心に出題されている。
理科は、生物分野など難問が出題される問題がある。また、物理分野も難問が時たま出題されるが、ほとんどの受験生が知らない(解けない)問題なので、できなくても気にすることはない。 他の問題が解ければ、合格ラインに達する。最近の新傾向問題として、図をかく問題が出題される。「月の形」、メダカの「腹びれ」、「アゲハの幼虫」、今年は「トンボの足」を描く問題が出題された。
随筆文のウエートが高かった滝中ですが、平成10年度入試より2題出題となり、物語文と説明文が各一題で定着しています。説明文は科学的(生物中心)の説明文、物語文は子どもの体験や心理描写の文章が多く出題されていますから、過去問をしっかり解くことが大切です。漢字の書き取りも多く出題されるので、漢字力をつけておきましょう。(漢字の配点は約20%)
滝中では、従来歴史のウェートが高かったのですが、2年くらい前から地理も多く出題されるようになってきています。また数年前には出題の少なかった政治分野も出題されるようになり、時事問題の出題もあります。均等に各分野を学習するとともに、時事問題も一応学習しておくようにしましょう。全体としては、教科書レベルの問題が多く、平均点もかなり高くなっています。そのため、社会で高得点をとることがますます重要となっています。(2005年では50点満点中、合格者平均点41.5点、受験者平均点37.5点となっていますので、合格のためには40点(80%)以上はとることが必要となっています。)